落花生の栽培(土の中に出来る落花生を作ってみよう!)

落花生の栽培に適した場所と肥料

落花生は豆が太るために石灰分が必要です。菜園では、タネまきの1週間前に1㎡当たり消石灰か苦土石灰を60~100g・化成肥料(N-P-K=3-10-10)100gを散布してよく耕しておきます。日当たりのいい水はけのいい場所を選んでください。

プランターで作る場合、ホームセンターなどに売っている野菜用の土でも大丈夫です。

【ご注意ください】落花生の種子は湿気に弱いので水には浸けません!!
水に浸けたり、播種後にたっぷり水をあげすぎると種子が腐ることもあります。
芽が出ない場合でも当店では浸水はおすすめしておりませんのでご注意ください。

5月 タネまき

発芽には地温12℃以上、生育には地温15℃以上が必要です。

早く撒いても早く収穫できるわけではありません。早すぎると芽が出ないこともあります。暖かくなってから撒きましょう!!

東日本は5月中旬~下旬頃まで 西日本は4月中旬~下旬頃にタネまきします。

家庭菜園の場合は5月下旬頃がおすすめです。

気温が25℃を越える気候で、雨が降った後や降る前ではない天気のいい日に蒔きます。撒いた直後の水やりもいりません。

穴は深すぎず、タネは横向きに置きます。(2.3粒ずつでもよいです) 落花生は横に広がり土の中にもぐりますので株間隔をあけます。

千葉半立・ナカテユタカ・郷の香などは株間30cm おおまさりは株間40cmが目安です。




発芽

落花生の成長はとても早く、10日ほどで発芽します。種用の豆は地上に押し上げられそこから茎と葉が出ます。




6月 成長

雑草も抑えられるマルチ栽培は地温が高くなり、土が柔らかく保たれ、サヤの数も多く豆の太りもよくなります。マルチがなくても栽培できます。



7月 開花

花が咲き始めたらマルチをはがします。夏に向けてぐんぐん成長し、6月終りから7月頃に 落花生の黄色い花が咲きます。とても小さな可愛いお花です。
花の数は一株で200~300が順番に咲き、そのうち良い豆の入ったサヤになるのは30程度早く咲いた花ほどいいサヤになります。
雨が多いときは特に何もしないで大丈夫です。夏場に涼しかったり、雨が多いと豆が育たないので暑くて晴れの日が多い方がいい豆が出来るようです。




8月 子房柄が伸び先端にサヤが出来る

花が咲いたあと、花のもとにある子房柄と呼ばれる柄が地面に向かってのび、土の中にもぐります。
土にもぐると子房柄の先に実がつきはじめ成長するとサヤができて中に実ができます。
落花生は乾燥に強いですが、極端に乾燥するとサヤの中の実が育ちませんので夏場に雨が少ないときは水やりをします。




子房柄の先にサヤが出来ます

葉は、緑いっぱいに成長しています。土の中ではサヤがどんどん出来ています。先に咲いた花から成長します。
サヤにある網目模様は、 維管束といい土から栄養分を吸収しています。

収穫(早生種)

ナカテユタカ・郷の香 開花から75~80日


早生種の収穫時期は遅くなると味が落ちますので収穫のタイミング時期を逃さないようにしましょう。
茹でる場合は、掘りたてをすぐ茹でてください。生の落花生は傷みやすくカビも出やすいので注意!
煎って食べる場合は、畑で逆さまにして1週間位乾燥させます。





10月収穫(中晩成種)

千葉半立・おおまさり 開花から85~90日

おおまさりはゆで用の品種です。生の落花生は傷みやすくそのまま保存できませんので収穫後はすぐに茹でて冷凍保存します。



煎り落花生用は畑で逆さまにして1週間位乾燥させます。

煎って食べる場合や、来年のタネ用にも地干しします。

家庭菜園など小面積での栽培の場合も地干しである程度乾燥させた後に、サヤを剥き、アミ袋に入れて風通しのよい軒下などで乾燥させるとよいです。
生の落花生は傷みやすくカビも出ます。カラカラと音がするまでしっかり乾燥させます。



11月 ぼっち(野積み)

千葉の栽培農家では、このように高く積みあげ野積みをして1か月程乾燥させます。これを「ぼっち」といいます。これで落花生の甘味が増します。

1か月程したら、ぼっちを崩して実を採ります。

脱穀後、水洗い、殻むき、加工、選別、焙煎等の工程を経て、それぞれの商品になって店頭に並びます。



家庭菜園用にタネの販売をしています

タネのご購入はこちらから(毎年4月~5月のみ)